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簡単法律講座「商法とは・・」


◆商法の法源

 商法の法源には、①商法や会社法などの商事制定法と、②商慣習法が存在する。

 ◎商法の法源

  ◇商事制定法

   ◇商法

   ◇商事特別法
    ・商法施工法
    ・商事特別法 会社法
    ・手形法

  ◇商慣習法

 ある事例に法律を適用して処理しなければならない場合に、商法の法源や民法
 との間の適用順位は、次のとおりとなります。

 ◎商法の法源の適用順位

  ①商事制定法:商法
   ↓①に規定がないときは
  ②商習慣法
   ↓②がないときは
  ③民法











商法は、商人の営業、商行為、その他商事について定めた法律になります。

商法の特色として、営利性、集団性、反復継続性があります。

企業は、利益を得るために活動します。このことを営利目的と言います。

ですから、取引は、無駄のないように、効率的に行わなければなりません。

また、企業の商取引は、毎日行われますので、多数の行為がまとまって、
繰り返し、型どおりに行われます。
ですから、すばやく、迅速に処理される必要があります。

企業が健全でスムーズに経済活動を行い、発展していけるように
商法が定められています。


民法と商法は、民法が一般法、商法が特別法という関係にあります。

民法は、人が行う取引一般について規定した一般法で、
商法は、企業が行う取引について規定した特別法になります。

商法の法源には、商事制定法と、商慣習法が存在します。

ある事例に法律を適用して処理しなければならない場合に、
商法の法源や民法との間の適用順位は、次のとおりになります。

◆商法の法源の適用順位

 ①商事制定法:商法
 ②商慣習法
 ③民法


したがって、企業が行う取引については、商法が民法に優先して
適用されます。


日本の商法は、関連する法令を含め、一般に、下記のように分類されています。

・商法総則
・会社法
・商行為法
・保険法
・有価証券法
・海商法


◆商法総則
 商法の全体の通則となる規定になります。
 (詳細は→「商法総則とは・・」

◆会社法
 会社について規定する法分野になり、会社法により規律されています。
 (詳細は→「会社法とは・・」

◆商行為法
 企業活動としての法律行為に関する法分野になります。
 (詳細は→「商行為とは・・」

◆保険法
 商行為としての保険契約に関する法に関する法分野になります。

◆海商法
 海上企業に関する法に関する法分野になります。

◆有価証券法
 有価証券を巡る法律関係に関する法分野になります。


上記が、商法に関する大枠になります。

商法は、民法と異なる規定があるので留意して下さい。
(詳細→「民法と異なる規定」

 


◎関連記事
・六法とは・・
・憲法とは・・

(記事作成日、平成29年3月3日)



 

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